2024年5月19日（日）10:00-12:00 六甲高山植物園に初夏の珍しい高山植物を訪ねるウォーキング会を開催しました。あいにくの雨天にも拘らずマイカー利用で集まった植物好き同士で観察会が少ないながら盛り上がりました。11:00-植物園ガイドさんによるツアーに参加しました。
これでも絶滅危惧種かと疑うニッコウキスゲの黄花の華やかな群生。腐生植物のギンリョウソウの不気味な白い花ーこれもツツジ科だそう。ヤマツツジ・シャクナゲなどもツツジ科が花盛りでした。特に圧巻だったのがクリンソウ、沢を埋め尽くして紫の五重塔の九輪のような花が咲き誇っていました。サラセニアなどの珍しい食虫植物も花をつけ、コマクサやエーデルワイスも咲いていました。目当ての幻のヒマラヤの青いケシ、メコノプシスは、たった１輪、雨の中に咲いていました。寒冷な六甲山でも異常気象の暑さの中、高山植物を育てる大変さをガイドさんからしみじみお聴きしました。
ガイドツアーのあと、12時ころ自由解散となりました。（報告者 齋木賢一）
