2020年11月7日(土)、ふるさとひょうご創生塾・神戸交流会メンバー恒例の第11回ウオーキングが、神戸市北区に2016年にオープンした「あいな里山公園」で開催され、曇り空でしたが幸いにも雨にはあわず、神戸の市街地からわずか30分程の所にあるとは思えないような、のどかな自然の中のウオーキングを体験しました。
集合時間の10時、公園入口「長屋門」では公園の井川所長、ボランテイアガイドのにしやまさん、いたにさん、かめださんの3人の出迎えを頂き、全参加者の集合写真を撮り、参加者16名の楽しい体験ツアーがスタートしました。
さっそく、ボランテイアガイドの方々のご案内で、里山交流館で公園全体の説明を頂き、公園内に生息している数多い生きもの、蝶などの昆虫やカメやホタルなどの水中の虫など、私の眼には自然のままのように見える風景の中にすでに侵入している外来生物少なくないと聞かされて驚かされました。
その後、茅葺の古民家・白拍子の家、稲田や野菜の畑、レンコン田などが並ぶ小野水田を案内頂いた後に里山交流館に戻って体験作業、素朴で小さな渋柿の皮を剥いて紐で吊るす干し柿作り、畑から抜かれた泥だらけのピーナッツの実のもぎとり作業を体験しました。
持参の昼食を白拍子の家の畳敷きの座敷と食堂に分かれて食べた後、さらに公園内の散策を再開、代が谷・棚田地区、めだか池などのせせらぎ地区、もみじ谷の散策と変化をつけられた里山を巡りました。
紅葉はこの時期には見頃の季節のはずですが、公園が開設以来まだ日が短く、見かけた楓などはまだサイズが小さく見事な紅葉とまでは言えませんでしたが、数年で紅葉の見どころができるのではと思われます。
園内を「てくてくマップ」に従って小さく一周し、スタート点の長屋門に帰着、解散しました。
公園ではいろいろな体験プログラムが用意されていて、採り立ての新米を薪のカマドで炊く炊飯体験や、10月には稲刈り、芋掘りなどの収穫体験と数多いのですが、11月はレンコン堀りなど急に少なくなっていました。
自然を体感するには10月あたりが訪れるタイミングかと感じました。
23期生 吉田 桂